自動車には個別に識別する為にナンバープレートが付けられています。
このナンバープレートは正式には、普通自動車・小型自動車・大型特殊自動車のものを「自動車登録番号標」、軽自動車・二輪車などのものを「車両番号標」といいます。
ここではこのナンバープレートの種類や見方について詳細に説明していきます。
ナンバープレートは次の6項目から構成されています。
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使用の本拠の位置の運輸支局または自動車検査登録事務所を表す文字を表示しています。
ナンバー | 車の種類 | 備 考 | |
1 | 10~19 100~198 |
貨物自動車 | 普通自動車※1で貨物用途※3の車(トラック)が1ナンバーになります。 |
2 | 20~29 200~299 |
乗合自動車(バス) | 普通自動車※1で乗車定員11人以上の車(バス)が2ナンバーになります。 |
3 | 30~39 300~399 |
乗用自動車 | 普通自動車※1で乗車定員10人以下の車が3ナンバーになります。 |
4-6 | 40~49 400~499 60~69 600~699 |
三輪以上の貨物自動車 | 小型自動車※2で貨物用途※3の車(トラック)が4または6ナンバーになります。 |
5-7 | 50~59 500~599 70~79 700~799 |
三輪以上の乗用自動車 | 小型自動車※2の乗用車が5または7ナンバーになります。 |
8 | 80~89 800~899 |
特殊用途自動車 | パトカー・消防車・キャンピング車・タンクローリー車など特種用途の車は8ナンバーになります。 |
9 | 90~99 900~999 |
大型特殊自動車 | 大型特殊自動車のうち、クレーン車、フォークリフトなどは9ナンバーになります。 |
0 | 00~09 000~099 |
大型特殊自動車のうち、ブルドーザやロードローラーなど建設機械は0ナンバーになります。 |
※1 : 普通自動車の定義・・全長12m以下、全幅2.5m以下、全高3.8m以下
※2 : 小型自動車の定義・・全長4.7m以下、全幅1.7m以下、全高2.0m以下、総排気量2,000cc以下(ディーゼル車は無制限)
※3 : 乗用車と貨物車の違いは、トランクと後部座席を比較して、後部座席の方が広ければ乗用車、トランクの方が広ければ貨物車
用 途 | 普通自動車・小型自動車・大型特殊自動車 | |
自家用 | さすせそたちつてとなにぬねのはひふほまみむめもやゆらりるろ | |
事業用 | あいうえかきくけこを | |
賃貸用(レンタカー) | われ | |
駐留軍人軍属私有車両等 | EHKMTYよ | |
未使用 | おしへん |
一連指定番号で「・・・1」~「99-99」までが払い出されることになっています。
ただし、下2桁が「42」は「死に」、「49」は「轢く」と縁起が悪いとされ払い出されていません。
※ 希望ナンバー制では42・49の番号も取得可能です。
ナンバープレートの色は
普通自動車・小型自動車・大型特殊自動車・・・道路運送車両法施行規則第11条第1号様式
軽自動車・二輪車・・・道路運送車両法施行規則第44第13号様式
によって、次のように定められています。
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ナンバープレートの大きさには次の3種類があり、それぞれ使用車両が定められています。
◆大型番号標
普通自動車で車両総重量8トン以上、最大積載量5トン以上または、乗車定員30名以上の車両に使用。
◆中型番号標
普通自動車で上記の条件に該当しない車両に使用。普通の軽自動車も含まれます。
◆小型番号標
小型二輪及び小型特殊自動車等に使用。
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