車検証には所有者の欄と使用者の欄があります。一括現金で自動車を購入された方は所有者の欄には自分の名前が記載されていると思います。
これに対し車をローンで購入された方は、所有者の欄にローン会社や販売店の名前が記載されていることがあります。このような車を「所有権留保車」や「所有権留保付自動車」と言います。
このように自動車の所有権が他人のままだと、自動車の名義変更や廃車手続きを行うことができません。
ここでは、車の所有権を自分に移す所有権解除について詳細に説明していきます。
まず、車の所有権解除は所有権留保車の場合はできませんので、先にローンを完済させる必要があります。
ただし、個人売買の場合は難しいですが、車の販売店や買取店へ売却することでローンの残債処理を上手くやってくれる可能性もありますので、相談してみてもいいかもしれません。
ローンが完済しても、所有権解除の手続きをしない限り車検証の「所有者」は変わりません。そのままの状態でも問題はなく、今後も販売店や買取店に売却していく場合はそのままの方が手続き上、便利な場合もあります。
しかし、個人売買などの可能性がある場合は、所有権解除の手続きを行なって車検証の「所有者」を自分名義にしておいたほうがいいでしょう。
所有権解除の手続きは自分でもできますが、販売店や買取店でも代行してくれます。
無料で行ってくれる場合もありますので、まずは相談してみましょう。
【販売店に依頼する際の必要書類(普通車)】
◆ 印鑑証明書 ・・・ 発行後3ヶ月以内のもの
◆ 自動車検査証(車検証)
◆ 実印
◆ 自動車税納税証明書 自動車税の詳細
◆ 登録検査印紙代500円分
◆ 販売店が用意した委任状に押印
自分で所有権解除の手続きを行う場合は、下記の必要な書類等を準備して、管轄する運輸支局(軽自動車は軽自動車検査協会)に行き手続きを行います。
手続きは名義変更と同様ですので次のページを参照してください。
【自分で所有権解除をする際の必要書類(普通車)】
所有者が用意する書類 | 自分が用意する書類 |
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【自分で所有権解除をする際の必要書類(軽自動車)】
軽自動車の場合は下記の書類が必要となります。 |
![]() ![]() ![]() ![]() ( 旧所有者の氏名と住所の記入と押印が必要です。) ![]() ( 旧所有者の住所・氏名と、車体番号・ナンバーの車両番号・車名形式が記入されている物が必要です。) |
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